もしも、ドイツ語が堪能なら・・・。
今日の絵本の勉強会は、S.V オルファ―ス原作「ねっこぼっこ」生野幸吉訳と秦理恵子訳 「根っこのこどもたちめをさます」石井桃子訳の訳者違いの3冊の読み比べをしました。
今の季節、子供たちに読んであげたい絵本です。
一つの原作を訳者違い3冊というのも珍しいことです。訳者の受け取り方、出版された年代、社会情勢、はたまた出版社の思惑?などなど・・。一冊の本から見える背景は実に壮大でした。
嬉しかったのは、バリバリのドイツ文学者の生野氏がこの題名にした理由に東北訛り(岩手訛り)の、うまっこなどの~こを使われたということです。大好きな絵本ですが、なお一層親しみがわきました(^^)
さあ~! どの本を子供たちに読んであげましょう~!?